BIS論壇 No.435中松義郎博士 東久邇宮国際文化褒章受賞
日本ビジネスインテリジェンス協会(BIS) 会長・理事長 中川十郎
BIS名誉顧問としてBIS創設以来33年の長きにわたりご指導を頂いている中松義郎博士がこのほど東久邇宮国際文化褒章を受章されたのでお祝いのあいさつ文を下記します。
この度、伝統ある東久邇宮国際文化褒章を受章されたサー中松義郎 博士にお祝いのご挨拶を申し述べることを光栄に存じます。 サードクター中松は米国の名門ハーバード大学が創設した イグノーベル賞の日本、および東京大学の初の受賞者で、表彰に際し、「地球上でもっとも偉大な人」とハーバード大学から紹介された方です。
そのように発明分野において国際的に著名なサー中松善郎博士が本日、東久邇宮国際文化褒章を授与されたことは、当協会にとっても誠に名誉なことであります。
サー中松義郎博士は 東京帝国大学を卒業。理学博士、工学博士、医学博士、法学博士、人文学博士号と5つの博士号を取得されておられます。
皆様ご存知の通り、サー中松博士は個人として初めてIBM社にフロッピーデイスク、ハードデイスク、テープトランスポートなど16の特許をライセンスされた唯一の個人です。5歳で最初の発明「自動重心安定装置」。14歳で「灯油ポンプ」発明で最初の特許を取得。その後、「オールモ二ウス」すなはち、レコード、TV,マルチステレオシステム、
フロッピーデイスク、CD,DVD、さらには有名なシネマスコープなどこれまで生涯で3720余件の発明を達成。有名な発明王、トーマスエデイソンの1093件を3倍近くも凌駕され、世界一の発明王として世界で高く評価されております。
96歳の現在も発明の意欲は衰えることなく、毎年、5~7件の発明特許を取得しておられる超人性には驚きとともに、頭が下がる次第です。このような実績から、世界の国際創造学者、上級教授として東京大学を始め、米ハーバード大学、MIT,ウオートンスクール、ペンシルバニア大学、コロンビア大学、スエ―デン王立アカデミー、メキシコ大学、テスラ学会など20以上の著名大学で講義を行い、国際的に高い評価を受けておられます。
かかる背景から世界の発明協会の役員を務められ、米国ではニューヨーク州はじめ20以上の都市で『ドクター中松記念日』が創設されております。さらにアメリカ最高位の大統領賞といわれる「革新先駆章」を受賞。さらに発明を中心に100冊以上の著書もあります。
日本ではこれまでの業績に対し「科学技術長官賞」を受賞。欧米の国際発明コンテストで実に47年間、連続して発明グランプリ獲得の偉業も達成しておられます。
このような世界的著名人に東久邇宮国際文化褒章が授与されたことを心からお祝いいたします。今後とも中松義郎博士のますますのご活躍とご健勝を祈念申し上げる次第です。