Vol.362 2024/01/26

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浜田かずゆき の

『ぶっちゃけ話はここだけで』　　　　　　　　　

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第３次世界大戦は既に始まったも同然！？

 

ぶっちゃけ、ドイツ国防省が極秘裏に作成したとされる「第３次世界大戦」シナリオが欧米を中心に話題となっています。

ドイツのタブロイド紙がすっぱ抜いたとされていますが、「来る2月、戦争の口火が切られ、来年２０２５年夏には本格的な世界大戦に至る」という衝撃的な内容には驚かざるを得ません、

 

このシナリオをまとめたのはピストリウス国防大臣です。

 

実は、この大臣は以前からロシアによるNATOへの攻撃の可能性に警鐘を鳴らしていました。

というのも、ドイツはウクライナ戦争が始まった時から、ロシアへの警戒心を強めているからです。

確かに、ウクライナや中東での戦争が拡大、長期化し、NATO諸国間の立場の違いが顕在化する中で、プーチン大統領がアメリカの大統領選挙による政治的空白期間を利用して大胆な攻勢を仕掛けてくる可能性は否定できません。

 

ロシアはこのドイツの新聞による暴露報道について、「フェイクニュース」だと否定に躍起になっていますが、果たして額面通りに受け取っても良いでしょうか。

２年前に突然、ウクライナへの軍事侵攻を始めたロシアです。

戦況は一進一退ですが、最近はNATOのウクライナへの支援疲れが目立つようになり、結果的に、ロシアの攻勢が強まっています。

 

そのため、ドイツはフランスとポーランドと連携し「ワイマール３国連合」でロシアと対峙する姿勢を強め始めているわけです。

 

ドイツは既に防衛予算をGDP2％に増強し、対前年比で４０％も軍事費を拡大しています。

その上で、アジア方面でロシアの脅威に直面する日本に向け、共同戦線を張るように提案もしてきています。

要は、アメリカへの信頼感が薄れ、「万が一の場合、頼りにできない」との危機感が強まってきてしまったのです。

 

特に、「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ前大統領が復活した場合には、ヨーロッパへの支援は限りなくゼロに近づくとの観測が専らとなってきました。

日本では報道されていませんが、オランダでもスウェーデンでもロシアとの戦争に備えるために準備が進んでいます。

NATO加盟の３１か国が参加する冷戦後最大と言われる対ロ軍事演習も始まりました。

 

ぶっちゃけ、きな臭い限りですが、世界最大のヘッジファンドを率いるダリオ氏は早くも戦争ビジネスへの投資を加速させる早業を見せています。

 

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