BIS論壇No.456『長寿の秘訣』中川十郎2024年8月28日
8月24日BIS33周年記念第187回情報研究会を渋谷の日本経済大学大学院講堂で開催した。猛暑にもかかわらずZOOM参加を入れて80名以上が参加。参加者の熱意に感銘を受けた。
最高齢の講師は元気象庁研究室長で9月11日に101歳の誕生日を迎えられる増田善信・理学博士(BIS特別名誉顧問)。33年間の研究会で最高齢の講師の記録を塗り替えられた。『地球温暖化の原因』と題し、20分間の素晴らしいご講演をいただいた。
ご自宅が筆者の家の近くであるせいもあり、時々お目にかかっている。長生きの秘訣をよく尋ねる。「よく肉を食べている」とのこと。肉はたんぱく質の補給源で生命維持に有効なようだ。96歳の奥様は長年栄養士をされており、奥様の医食同源のお食事が長生きの
秘訣なようだ。増田博士は性格も明るく、楽観的で、しかも勉強熱心で、毎晩、午前1時~2時まで、パソコンを活用しながら、研究を継続されているという。
お酒もお好きで自宅ではお好きな赤ワインをたしなんでおられる由。日本での「原発黒い雨」研究の第一人者として、活躍しておられる。さらなるご長寿を祈念したい。
6月26日に96歳の誕生日をめでたく迎えられ、いまだ、年に5~6件の特許を取得。
生涯の総特許はかの発明王エデイソンを2000件以上も抜き、3000件以上の世界第一位の特許数を保有。個人で唯一、IBMにフロッピーデイスクなどの特許を譲許され、さらに米ハーバード大学が創設した「イグ・ノーベル賞」の第1回受賞者ドクタ―中松(33年来BIS名誉顧問)は難病といわれる導管ガンを自分で発明された健康食品、健康体操などで克服。 毎回、BIS会場に足をお運びいただき、ご指導を賜っている。
ドクター中松の健康の秘訣は、96歳になっても衰えない、探求心と発明への意欲。生涯勉強を継続されている。「一生勉強、一生青春」の典型例である。超高齢化社会を迎える日本人のわれわれはドクター中松の「生涯学習、生涯発明」の精神を見習うべきであろう。
『中国経済の現状と最近の日中関係』についてご講演いただいた 淩 星光・福井県立大学名誉教授(91歳、BIS顧問)も高齢とは思えない凛凛たるお声で20分の名講演をされた。
先生のたゆまぬ日中経済研究の熱意が先生の長寿をもたらしているものと思われる。
『それでもまだワクチンを信じますか』と題し、素晴らしい講演をいただいた久留義寿氏と同じく『コロナワクチンの恐ろしさ』(成甲書房)の著者・船瀬俊介氏は長生きの秘訣を下記勧めている。『菜食、少食、日光浴―そして笑いと感謝』、『緑茶、海藻、味噌、納豆』。『笑えば寿命2倍、ボケ4分の1』、『感謝こそ”奇跡の波動“』。苦悩も病気も「感謝の波動」で消えていく。皆さま「感謝の気持ち」を忘れず人生を悔いなく生き抜きましょう。