◆◇◆ 本郷孔洋のビジネスの眼 vol.733 ◆◇◆
ふたりの男が酒を飲んでいる。
「おまえ、あのこと知ってるか?」
「あのことって?」
「金曜日、ほらあのジャンが予定より一日早く
旅行から戻ってきたのさ。
そしたら細君が男とつるんでいる現場を目撃したというわけ。
ジャンは拳銃を取り出し、二人を次々と射殺したのさ。」
「ああ、よかった!危ないところだった。」
「危ないところだって、それどういうこと?」
「もしジャンがもう一日早く戻ってきてみろ。
おれは今頃ここにいなかったぜ。」
(ジョーク集より)
小が大を飲む時代(2024年11月28日)
1.歴史に学ぶ
三菱を最強にした岩崎家の飛躍は、
吸収合併されたはずの、共同運輸(日本郵船の前身)の
経営権の獲得でした。
吸収されたにも関わらず、飲み込んだ側が株式を分散しており、
逆に吸収された側の会社は岩崎家が保有しており、
結果、合併会社の筆頭株主になったんですね。
(『最強財閥の裏側』
週刊ダイヤモンド 2024.11.2・9 合併特大号)
2.小が大を飲む時代
先般、あるオーナー会社のオーナーと話した時も
その話が出ました。
「最大手でも、可能」との話でした。
オーナー会社(特に初代)は、株式の保有割合が高いので、
同じことが可能です。
3.金融じゃぶじゃぶ時代は、小が大を食う時代が加速するかも?
昭和電工と日立化成のケースもありますしね。
すごい時代です。
やじうまはワクワク!
ほんごうでした。