山田 剛史
Takashi Yamada
(ピアニスト)
東京藝術大学卒業。同大学院修士課程を首席で修了、クロイツァー賞受賞。
ローム ミュージック ファンデーションの奨学生としてケルン音楽大学に留学、国家演奏家試験に合格。クラウディオ・ソアレス、迫昭嘉、ニーナ・ティシュマン、アントニー・シピリの各氏に師事。
2002年名古屋国際音楽コンクールピアノ部門第1位。2007年東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞受賞。
ソリストとして、秋山和慶氏指揮東京交響楽団はじめ、多くのオーケストラと共演。東京文化会館小ホールおよび大阪・いずみホール(文化庁/日本演奏連盟主催)にてリサイタル。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」出演。
とりわけJ. S. バッハと近現代作品に親しみをもって演奏に取り組む。シマノフスキのピアノソナタ第3番については「知的でオリジナリティにあふれた、驚くほど完成度の高い演奏」と高く評価された。また2013年にはフェニックス・エヴォリューション・シリーズに選出され、バッハ:イギリス組曲全6曲によるリサイタルを開催。
室内楽、歌曲伴奏にも力をそそぎ、東京芸術大学声楽科のティーチング・アシスタント、ケルン音楽大学の伴奏アシスタントを務めたほか、幅広い演奏家たちから信頼を得ている。
国立音楽大学および東京藝術大学非常勤講師として後進の指導にもあたる。日本ショパン協会会員。
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